本市の水道事業は、平成18年1月4日、喜多方市、熱塩加納村、塩川町、山都町及び高郷村の5市町村合併に伴い、新たな水道事業として創設し、その後、簡易水道事業の統合や、拡張事業を推進し現在に至っています。
本市では、水道事業を取り巻く環境の変化に対応するため、平成28年度に経営戦略を策定、平成29年度にはアセットマネジメントを実施し、水道事業の将来について検討を行ってまいりました。それらを基礎として、本市水道事業の将来を見据え、水道の将来像を明示するとともに、その将来像を具現化するために今後取り組むべき方策を明示した「喜多方市水道事業ビジョン」を策定することとしました。
本文は、喜多方市水道事業ビジョン(PDF形式:4.7MB)、概要版(PDF形式:583KB)をご覧ください。
本計画の計画期間は、令和元年度から令和10年度までの10年間とします。
本市の水道事業を取り巻く環境は、これからも厳しさを増していくと考えています。
人口減少、少子高齢化社会の急速な進行、節水意識の高揚などにより、水需要が減少傾向となる一方、安全で安心な水の供給を支える水道施設の老朽化が進んでいます。給水収益の減少と施設の維持更新費用の増加という相反する課題に積極的に取り組み、市民の生活基盤である水道事業を健全に持続していくため「安全」「強靭」「持続」の3つの観点から50年後100年後の将来像(基本理念)を『安全と安心を未来につなげる 喜多方の水』と掲げ、実現へ向けてなお一層の努力を積み重ねていきます。