万年雪を抱く飯豊連峰に連なる1,000m級の山々から幾筋にも流れ落ちる沢、特に自然環境保全地域に指定されている山形県境の栂峰一帯には、永い年月ブナの巨木を養生しつつ、起伏に富んだ地形を走り滝を創り、やがて大桧沢川の源流に注ぐ飯森沢、この清澄な水が市民の潤いのある生活を支えている。
水道は、表流水を水源とした熱塩地区簡易水道と、浅井戸を水源とした赤崎林簡易水道、宮川地区簡易水道及び日中地区簡易水道の4つに加え、加納、金屋、宇津野、根岸等の集落を新たに給水区域として熱塩加納簡易水道として統合、既設の水源は、水量水質ともに不安を抱えていたことから、平成4年喜多方地方水道用水供給企業団から受水を開始し、既設水源は廃止した。